天上界からのメッセージ一覧(近世~現在)

天上界からのメッセージ一覧

 

たかだか100年程度の地上での短い人生を終えた後に戻る世界、そこはこの世に生まれてくる前に私たちが存在していた実在界と呼ばれる世界です。その世界は肉体の無い心だけの世界で、地上と違って思いがすぐに実現する世界です。

地上の生活を終えて実在界に持って帰れるのは、この地上世界で獲得した地位や名誉やお金ではなく、愛の思いと愛の行いという経験だけです。

 実在界はいくつもの層(次元)に分かれていて、愛の度数(大きさと質)や魂の傾向性によって存在できる世界(次元、心の周波数帯)が異なっています。

 地上で生活している我々と実在界に存在している人たちの間で情報のやりとりは基本的にはできませんが、虫の知らせやインスピレーションというような形でぼんやりとした情報を受け取ったり、言葉では表現できないまとまった情報(音、画像、問題解決策等)を受け取ったりできることがあります。またごく少数の霊媒、巫女、チャネラーと呼ばれる特別な能力を持った人たちは、実在界に存在している人たちとの間で言葉や画像での交信が可能です。

 文字情報として残されている実在界との交信記録で最も古いものは紀元前4300年頃に棺上の絵文字として残された「エジプトの死者の書」です。これがギリシャやローマの死者の書の原典ともなったと言われています。

 大英博物館エジプト学部長ウオリス・バッジ博士が長年の苦心を重ねて1901年にイギリスで刊行された「エジプトの死者の書」が最高の原典とされており、我々はその日本語訳を読むことができます。

 文字の使用が始まって以降、世界中で数多くの実在界との交信記録が残されています。ヨーロッパでは近世以降スピリチュアリズムと言われる流れの中で数多くの研究成果が残されました。

 我が国では明治維新に先だって、江戸時代末期(十九世紀初頭)より新しい宗教の勃興のうねりの中で身台(神の憑代)を通じて語られた交信記録が残されてきました。

その後二十世紀末頃から現在に至るまで全世界的に実在界から地上の人々に向けてメッセージが送られてくるようになり、とりわけ我が国に重要なメッセージが数多く降ろされるようになって、現在も継続しています。

 何故我が国にこのようなメッセージが数多く降ろされるのか? 

その理由としては、多神教かつ「和を以て貴しとなす」伝統的風土が天上界の実態とよく合致しており、輪廻転生を信じてきたベースがあり、東西文明の全ての要素が流れ込んできているからであるようです。(一神教の教えの世界で生きている霊媒の場合、その宗教的偏見が、協力し合っている諸神霊それぞれがメッセージを降ろすのに障害となるようです。)

 以下に天上界から地上へ伝えられた主要なメッセージの一覧表を示します。

選定基準は一覧表の脚注の4項目で示しましたように、宗教関係のものは割愛しています。

 

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近世から現代に至る天上界からのメッセージ一覧表


 この一覧表から明らかなように、実在界からのメッセージを受け取るには、地上側に霊媒、巫女、チャネラーと呼ばれる人たちの存在が必須であるだけではなく、筆記者、著者、翻訳者(外国語の場合)、出版社等のチームが必要です。最近ではインターネットやWeb上で利用できる各種アプリの開発によって、霊媒、巫女、チャネラーと呼ばれる人たち自らが筆記者、著者、情報発信者も兼ねることができるようになりました。その結果、我が国ではほぼリアルタイムで天上界からのメッセージを受け取れるようになりました。本当に素晴らしいことですね。しかしながらそれ故に我々一人一人が受け取ったメッセージに対してこの地上世界でどのように生きるのか、活動するのかを天上界から問われています。